良い点

研修医室での様子を見ていた感想では、研修医同士の仲も良くて雰囲気は良さそう。EPOCを用いた管理がされていて、研修医室には紙が張り出されていた。2年間で達成できない人はほぼいないとのこと。手技も基本的にどんどんやらせてもらえるため、積極的であれば勉強でかる環境とのこと。学会などへも参加は発表者の場合に交通費など全額補助してもらえるとところがよいと感じたが、聞いた感じだと初期研修医はあまり発表の経験はなさそうだった。地方会の症例報告の発表レベルであればたまに任せてもらうこともあるのかもしれない。救急は俗に言う屋根がわら方式で初期研修医のうちからたくさんの経験ができるのだと思う。中核病院となっていることから大崎地区の救急対応を必要とする患者さんが集まってくるため、患者数も多い。

気になる点

働き方改革の影響がかなり大きそうに思えた。当直をするときは17時から8時が基本であるが、その後は休みとなるとのことだった。働き方改革が導入される前まではそのまま日中も働くのが暗黙の了解であったが、いまはかなり厳しいとのこと。診療科は4週間でローテートしていくが、当直に１回入ると必然的に１日休みになり病棟の患者さんの把握などが難しいのが現状らしい。労働時間の減少に伴い給料面でも昔ほどは旨味がなくなってしまっている。大崎市民病院で研修していた経験のある上級医に話を聞くと、昔は初期研修でも800万円後期研修医にもなると1200万円と言う世界だったらしいがいまは現実的ではない。