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奈良県立医科大学 6年 男性 実習した 2023年度
口コミの問題を報告(採用で50p)奈良県立医科大学 6年 男性 実習した 2023年度
口コミの問題を報告(採用で50p)気になる点
なぜか2023年は応募者が過去最高だったらしいが、プログラム上は他の大学病院と比べてこれといったメリットがあるわけではない。ローテーションのフレキシブルさを売りにしているようだが、結局は他の初期研修医との兼ね合いによる(空きがなければ無理)。研修医の人数が多いがゆえ、各診療科を回るタイミングはややイレギュラーになることが多く、1年目の初期にいきなり精神科を回ったりするケースもある模様。奈良医大卒組ならばまだ良いかもしれないが、他大学卒組にとってはその病院に慣れる期間が必要であると思うので、そうしたイレギュラー(最初にメジャー科以外を回る)を受け入れることができるのかどうかは病院を選ぶ際のポイントになるであろう。また、大学病院での初期研修の御多分に洩れず比較的ハイポであり、3年目以降は市中病院で初期研修した組との実力差を痛感する局面も多々あるようである。たすきがけプログラムで選べる病院リストには20ほどの病院が並んでいるが、初期研修医採用試験の成績順に行き先が優先されるようなので、上位でないならあまり興味のない病院に回らないといけないことになる。また、20の病院には基幹型研修病院(たすきがけとは関係ない形でも、初期研修医を毎年独自採用している病院)だけではなく、協力型研修病院(たすきがけでしか初期研修医を受け入れていない病院。例:宇陀市立病院)が混ざっている。後者の病院の場合、確立した指導体制があるかは不透明であることに留意した方が良い。離島研修では徳洲会系病院であるため、診察や検査、治療方針の決定など自分で主体的に決めなければならないことが多く、大学病院でのハイポな初期研修との違いに大いに戸惑うらしい。
良い点
空きさえあれば8週間前までに回る診療科を変更することが可能なフレキシブルなプログラムである。大学病院であることから、感染制御内科や形成外科、血液内科、放射線治療科、リハビリテーション科、中央臨床検査部、栄養管理部など、普通の市中病院では選べない診療科・部門を選ぶことも可能である。研修医の人数が多いので、当直を含め、一人一人にかかる負担は市中病院に比べそれほど多くはない。地域医療の1ヶ月では離島研修として沖縄県や鹿児島県などの徳洲会系病院を選択することもできる。