良い点

朝の８時１５分からの救急カンファレンスと、通常の病棟業務が主な研修医の仕事です。救急カンファレンスでは、当直に入っていた研修医が入院症例についてプレゼンをする形式で、その日の学びを他の研修医にフィードバックします。（なお、4月はオリエンテーション期間であり、その際には救急当直はありません。）また、毎週の火曜日・水曜日にミニレクチャがあり、木曜日は１７時３０分から１８時まで、研修医の症例発表会があります。立地や給料といった環境が良く人気の理由がよくわかる救急科として回ることがないので、救急をやりたくない人にとってはおすすめです。

気になる点

あまり悪い印象はなかったが、研究室が隣接しており、塔同士がつながっているが本当に熱心で研究をしたいと思っている研修医以外はあまり恩恵を受けられない気がした。行われているのは基礎研究である。全体的に、勉強寄りの病院かと思います。このため、手技の経験を積んでいきたい、救急患者へのファーストタッチを一人でできるようになりたい、というような臨床志向の人よりは、将来的に大学院などに入って研究することを視野に入れている人の方が向いている病院かと思います。また、名前の通り、高齢者が多い病院ですから、小児科、産婦人科に興味のある人には向かないと思います。