良い点

救急はドクターヘリも多く来ており、また内視鏡検査やカテーテル治療も盛んである。救急科のファーストタッチは研修医が行う。研修医が一戦力として扱われている印象がある。2年目の終わりにはレジデントの指導の下で内視鏡検査をすることもできる。診療科によるかもしれないが、自分が見たところは研修医は1人ずつ5年目くらいのレジデントに付き働く。市中病院ではあるが、抄読会も開催され、アカデミックさも伺える。ハンズオンセミナーも時折開催されている。救急外来では研修医が1人で患者・家族にICをしており、裁量が大きいと思った。決まっている当直は基本ないが、研修医が付いているレジデントが当直だと自然と入ることが多い。明けはしっかり帰れていた。医局からの出向の医師と、就職している医師が半分くらいの割合とのことである。医局は基本的には熊本大学であるが、循環器内科は女子医科大学である。

気になる点

特にこれという悪い点は見当たらなかった。強いて言えば、1人のレジデントに付くということは、そのレジデントが極めようとしている分野中心の研修になり得るかもしれない。