良い点

研修医の手取りが増えた。病院の近くに寮があり通いやすい。物価が安く暮らしやすい。ハイポでかなり自由時間がありプライベートが充実できる。岩手医科大学附属病院は、地域の中核医療機関として幅広い症例を経験できる点が大きな魅力です。大学病院として高度医療や専門診療に触れながら、同時に地域医療にも携わる機会が多く、総合的な臨床能力を身につけることができます。また、各診療科の指導体制が整っており、研修医一人ひとりに対して丁寧な教育が行われる点も特徴です。さらに、関連病院や地域医療機関との連携が強く、希望に応じた柔軟なローテーションが可能です。専門性と総合力の双方を高めながら、将来の進路を考える上で多様な経験を積める環境が整っています。

気になる点

岩手医科大学附属病院での初期研修のデメリットとしては、まず大学病院特有の大規模組織ゆえに、一人あたりの実際の手技・処置の機会が限られることが挙げられます。専門医や上級医が多く在籍しているため、研修医が主体的に診療に関わる機会がやや少なく、臨床現場での実践的な判断力を磨くには意識的な努力が必要です。また、症例の一部が高度・専門的である反面、一般的な外来診療や地域医療の現場経験がやや不足しやすい点も課題です。加えて、都市部の病院と比べて交通の便や生活面での利便性にやや劣る面もあり、生活環境の適応に時間を要することがあります。