良い点

1年目で、採血トレーニングと呼ばれる患者さんの採血を毎朝研修医がするというものがある。看護師さんが取れないものを医師が取れるような実力だったらかっこいいだろということで、行われているとのこと。手技をしたい人にとっては、一年目の早くから、採血がたくさん数をこなすことができるようになるのでとても良いと感じた。また、研修医の数が非常に少ない為、小規模精鋭の、より密度の濃い研修ができうる点も魅力に感じた。実際に2年目の先生が外来を担当したりすることもあるとのことで、成長をしたいと感じる学生にとっては最適なのではないだろうかと考えた。少人数だからこそ、成長もできるが、逆にハイポにしたいと思えば、ずっと研修医室にいることも可能なようで、現在のトレンドにもしっかり沿っている病院であった。外科系が強いとのことであったので、外科志望の学生にもとてもお勧めである。研修医が執刀医となることも往々にしてあると仰っていた。

気になる点

採血トレーニングに関しては、朝が早くなることで、それを耐えられるかどうかは人によってはデメリットになりうると感じた。研修医の数の少なさも、大人数でワイワイしたい人には不向きであるように取れた。研修医が少ないことで、研修医自身に任せられてるということもあり、怠けようと思えば怠けてしまう点も人によってはデメリットになりうると感じた。また産婦人科など、ない科も存在していて、その時は外病院になるようで、一貫して一つの病院で行いたかったり、外病院を嫌う人であれば、向いていないなと感じた。病院の立地上、工場の排煙も飛んでくるようで、普段大分で生活している人であれば、問題ないようであるが、慣れていなければそこは大変かもしれない。