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気になる点
自由度が高い分、自分でしっかりと将来を見据えて計画を立てないと、いろんな科をつまみ食いして終わってしまうリスクもあるので、目標が曖昧な人にはちょっと難しい面もあるかもしれません。それに、たすきがけ研修を選んだ場合は引っ越しや生活環境の変化が避けられないので、家族がいる人なんかは特にその辺の負担を感じることもあると思います。さらに、大学病院と外部施設では教育方針や指導体制がまちまちなので、たまたま指導が手薄な診療科に当たると、あまり教えてもらえずに実地経験ばかり積むことになった…という声もちらほら聞きます。あと、地域医療研修が必須なので、都市部志向の研修医にとっては田舎の病院での生活や設備面がちょっとストレスになることもあるかもしれませんね。総じて、良くも悪くも“自分で動いて自分でつくる研修”という感じの病院だと思います。
良い点
自分の興味や将来の進路に合わせて研修内容を柔軟に組み立てられるのが最大の魅力で、たとえば「2年目は内科中心にして専門医を目指したい」といった希望も比較的通りやすくて、途中でローテーションを変更した研修医も実際にいるくらい融通がきくプログラムになっています。さらに、北海道から沖縄まで全国50以上の連携施設があって、希望すれば最大1年間たすきがけ研修として他院での経験も積めるので、大学病院の高度な医療だけじゃなくて、地域医療や救急の現場にも身を置ける貴重なチャンスが得られるんです。そのおかげで、早い段階から「将来はこういう分野に進もう」と具体的なキャリア形成を始めることができるし、専門医取得にもスムーズにつなげやすくなってるのがいいところです。研修医一人ひとりへのサポート体制も丁寧で、困ったことがあれば卒後臨床研修センターが相談に乗ってくれるし、生活面のサポートも充実しているので、安心して研修に打ち込める環境は整っていると思います。