▪︎ 口コミ
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気になる点
必須診療科については、全科に指導医が存在しないため、産婦人科と麻酔科は、岩手県内の他施設(医大や大船渡や二戸や盛岡日赤など)での研修となるため、1つの病院内で研修を間欠できないことは基本的にマイナス点であると思いました。全科の医局が1つの大部屋に集約されているので、各科の風通しが良いといえば聞こえはいいですが(勿論その良さもあります)、研修医と他の医師の距離が近すぎるのかなととも思ったので、この点で病院に合う合わないということはあると思います。良くも悪くも、立地は岩手県内の中でも孤島です。でも、ごはんが美味しいです!
良い点
1泊2日で、循環器内科、夜間救急外来、外科と見学させて頂きました。夜は、病院の官舎に宿泊させて頂きました。久慈病院の特徴として、岩手県内の県立病院群と比較した際に、外来患者数が多いことがあげられます。それは、夜間救急外来での患者数を目の当たりする中でとても実感しました。また、その救急外来は主に1年次研修医(7月開始)の先生が担当し、診察、診断、検査等のオーダー、処方、帰宅か入院かの方針決定までの1通りをその先生が行い、それを上級委医に確認し実行といった具合に研修医に裁量権がある病院です。病院の先生方もここでこの経験をしておけば、2年後にはかなり実力をもって自信をもてるとおっしゃっていました。外科と循環器ともに、先生方が熱心で、ここで研修したいと思えるそんな医局でした。見学の際に、血ガスなどの手技も経験させて頂きました。J-OSLER認定施設であるため、症例登録が可能です。救急は3次救急指定病院で、全科待機です。また、研修医は全科当直です。給料面では、時間外が出ますので、医療過疎地で元々給料が高い傾向にあるこの岩手県の中でも最高水準だと思われます。宿舎については、借り上げの官舎があります。1年次研修医、2年次研修医ともに、全体の医局とは別に研修医専用の部屋が年次ごとに1部屋ずつ用意されていて、カルテもそこで見ることができます。上級医と隔離された空間があるというのは良い点です。見学の際の実費面ですが、食事と交通費は全て病院サイドに負担して頂きました。余談ですが、女性医師のサポートと点を推していたので、女性にとっても働きやすい病院なんだと思います。