良い点

1年目に必修4分野を回る。一般コースでは、1年目からマイナー科を回ることができるため、マイナー志望にはおすすめとのこと。2年間大学病院での研修ということもあり、ハイポ寄り。たすきがけコースは1年目が市中病院、2年目が大学病院で研修を行うため、commondiseaseから専門性の高い疾患まで幅広く学ぶことができる。

気になる点

言い方を変えると、一般コースでは、研修医の裁量権はそこまでなく、手技もそこまでガツガツやる雰囲気ではないため、手技を沢山やりたい人やハイパー志望にはあまりおすすめできない。外科は結構やらせてくれるらしいが、感じ方には個人差がありそう。たすきがけコースは、採用試験の成績順に希望の病院へ振り分けられるため、たすき先の病院で強い希望がある人はこの試験への対策をガチガチに行うらしい。どれだけ手技ができて、裁量権があるか、教育体制の状態などはたすき先の病院によっても大きく異なるため、1年間での経験の差がとてもつきそうだと感じた。たすき以外の自由選択の希望科なども、この試験の成績順で自分の希望がどれだけ通るかが変わってくるそうなので、試験の成績次第では、自分の思ったように研修ができないかもしれない。研修医の先生からの話では、結構試験至上主義であることを感じた。