▪︎ 口コミ
全98件
気になる点
まず、救急がそこまで強くないという点が挙げられます。実際、研修医は約3ヶ月間、健和会大手町病院救急部もしくは市立八幡病院救急部での院外研修に赴かなくてはなりません。北九州市立医療センター自体に、救急医が少なく、別の科の先生が対応されることもあるというふうに伺いました。しかしながら、健和会大手町病院救急部などは非常に多忙なことで知られており、その点ではプログラム上では救急はしっかり学ぶことができるという捉え方も可能であると思います。また、そもそも研修プログラムのマッチング倍率が非常に高いということも懸念すべき特徴です。年によりますが、五倍近い場合もあり、選考基準もやや不明瞭であるため、リスクが高いことも考慮すべきかと思います。さらに、研修医と指導医の距離が近いという特徴は、良い面と悪い面の両方を持ち合わせた特徴であると言えます。実際、忙しさという観点では、ほどほど忙しいという位置付けであると思います。また、それを理解している研修医を求めているプログラムであるように見受けられました。
良い点
腫瘍内科、周産期医療が強いと思います。腫瘍内科については、特に化学療法を重点的に行っているようです。腫瘍内科では、特に外来での患者さんとのコミュニケーションに力を入れているように感じました。その他の科に関しても、大規模な病院なので幅広く、よく学ぶことができそうです。基幹病院であるため、症例数も多いです。外来患者は、1日平均1000人以上来られるようです。また、病院近くに居住場所があるということも良い特徴だと思います。さらに、九州大学からのたすき掛けプログラムで来る人もいるようです。実際、私が見学に行った際には、たすき掛けプログラムの研修医の方がいらっしゃいました。したがって、たすき掛けプログラムを選択し、北九州市立医療センターに一定期間研修に来る、という選択肢もあると思います。