▪︎ 口コミ
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気になる点
診療科間の分担が厳格であるため、特定の科に所属してしまうと他科の患者に関わる機会が少ない点が気になった。ジェネラリスト志向の人にとっては、幅広い分野を学ぶ上で制約が大きいと感じるかもしれない。また、病院内のWi-Fi環境が悪く、電子カルテや参考資料を調べる際に不便に感じることがあった。地方大学出身の見学者に対して「なぜ東京で研修したいのか」という質問をされることが多く、明確な志望理由を準備しておかないと戸惑う場面があった。採用試験では筆記試験の成績が重視されるため、特に内科志望者は学力面での対策が必須となる。
良い点
墨東病院は三次救急を担う病院として、症例数が圧倒的に多く、特に救急や集中治療を志望する学生にとっては非常に実りの多い見学になる。心筋梗塞、脳出血、虚血性腸炎などの急性期疾患を間近で学ぶことができ、カテーテルや緊急オペといった手技の見学機会も豊富だった。ERコーディネーター(ERC)の存在により、研修医が独断で患者対応をすることはなく、指導医の下で安全に学べる環境が整っている点も好印象だった。また、職員宿舎の家賃が安く、給与も比較的高水準であり、生活面でのサポートが手厚いのも魅力的。研修医同士の繋がりが強く、症例を共有する文化があり、学ぶ意欲がある人にとっては刺激的な環境だと感じた。