▪︎ 口コミ
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気になる点
この病院の内科は忙しいものの、基本的には20時までには帰宅できる環境です。過度な長時間勤務にはならないため、体力的な負担はある程度抑えられていますが、しっかりと働く覚悟は必要です。また、病院としては研修後も残る意思のある研修医を求めているため、マイナー科志望の人は採用されにくい可能性があります。例えば、耳鼻科の専門研修は実施されておらず、選択肢として考えるのは難しいようです。専門研修プログラムが墨東病院で行えるものであれば、大丈夫らしい。全体的に研修の忙しさは比較的ハイパーな環境といえます。多くの症例を経験できるため、臨床能力をしっかりと高めたい人には適した病院です。忙しさの中でも効率的に学び、確実に成長できる環境が整っています。
良い点
この病院では、救急医療の研修が充実していることが特徴です。1年目はERを2か月間ローテーションし、内科・外科を問わずあらゆる疾患の患者を診る機会があります。2年目には三次救急センターを2か月間経験し、より重症度の高い患者の対応を学びます。1年目の夜勤は準夜勤の形態で、17時から23時まで勤務し、帰宅できるのはおおよそ24時です。翌日は通常勤務があるため、かなりの負担がかかるらしいです。一方、2年目からは本格的な当直が始まり、当直明けには帰宅することが可能です。夜勤の体制も充実しており、4グループに分かれて患者を診るため、安心して救急対応に取り組むことができます。また、墨東病院は東京都内で最も多く救急搬送を受け入れており、日々多くの症例に触れることができます。ERでは1日あたり約50人のウォークイン患者を診療し、幅広い疾患に対応する能力が求められます。そのため、一般的な疾患から重症例まで、幅広い病態を経験できる環境です。救急症例が多いため、急性期の対応能力を自然と身につけることができ、臨床医としての基礎をしっかりと築くことができます。この病院では、研修医が経験できる手技の量が非常に多く、実践を通じて技術を磨ける環境が整っています。また、この病院にはすべての診療科が揃っているため、救急の現場でどのような疾患が来ても適切に対応し、専門科へとつなげることができます。研修医として多くの経験を積みながら、確実に成長できる環境が整っています。