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気になる点
一方で、見学全体を通して感じた懸念点もいくつかありました。まず、産婦人科以外の循環器内科などのいわゆる“純内科”系の診療科はかなり忙しそうで、研修全体として見ると体力的・精神的な負担は相当大きいのではないかと感じました。もちろん忙しい環境で鍛えられることには大きな意味がありますが、その忙しさの中身が、純粋に学びの濃さや裁量の大きさに直結しているというより、雑務や事務作業、いわゆる“ジム仕事”も多そうに見えた点は少し気になりました。忙しいのに、それが必ずしも自分の成長実感につながるとは限らないかもしれない、という不安はあります。さらに、その忙しさに対して給与がそこまで高いわけではなさそうという点も、現実的には無視できないポイントだと思いました。初期研修では「学べればそれでいい」とは言い切れず、生活面の余裕や日々の負担感も働きやすさに直結するので、業務量と待遇のバランスを考えたときに、やや割に合わないと感じる人もいるかもしれません。特にハイパー寄りの忙しさを覚悟するのであれば、その分何が得られるのか、待遇やサポート体制を含めて慎重に見た方がよいと感じました。環境面では、研修医室がないという点も地味ではありますが気になりました。研修医室の有無は、単なる設備の問題ではなく、研修医同士が集まって相談したり、ちょっとした合間に休んだり、情報共有したりする場があるかどうかにも関わってくるので、日々の働きやすさや心理的な安心感に影響すると思います。そうした意味で、研修医同士の横のつながりや、気軽に話せる雰囲気がどれくらいあるのかは少し見えにくかったです。また、全体の雰囲気としては、そこまで“温かい”“和気あいあいとしている”という感じではなく、やや個人プレー寄りの印象を受けました。もちろん、淡々としていてもそれが悪いとは限りませんし、自立している人にとってはむしろやりやすい環境かもしれません。ただ、チームで助け合う空気や、研修医同士・上級医との距離感の近さを重視したい人にとっては、少し合う・合わないが分かれそうです。特に初期研修では、忙しさそのもの以上に、「困ったときに相談しやすいか」「周囲に頼りやすいか」が大事だと思うので、その点では少しドライな印象が残りました。
良い点
三井記念病院の産婦人科コースを見学して感じたこととして、まず一番印象的だったのは、産婦人科コースの募集人数が1〜2人程度と少人数である分、指導体制はかなり手厚そうだという点です。実際、少人数であればあるほど、一人ひとりに目が届きやすく、上級医や指導医から直接学べる機会も多くなると思うので、産婦人科を強く志望していて、早い段階からしっかり専門性を意識しながら学びたい人にとっては非常に魅力的だと感じました。症例数や病院としての知名度もあるため、産婦人科を志望している人にとっては、学べる内容自体はかなり充実しているのではないかと思います。少人数だからこそ、受け身ではなく主体的に学ぶ姿勢があれば、その分得られるものも大きい環境なのではないかという印象を持ちました。