▪︎ 口コミ
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気になる点
これまでのhokutoに記載されている悪い点を実感するところもあった。上級医が少なく忙しいため、初期研修は割と放置されてしまって、フィードバックを得られる機会がわりかし不足しているという印象を受けざるを得なかった。研修医の裁量権が大きいと捉えればメリットと言えなくもないが、個々の症例に対するフィードバックは期待されるほど得られるというわけでは決してないように感じた。自分でとにかく患者を回していく、病棟をある程度まわしゅていく力はつくのかもしれないが自己流になってしまうかもしれない、あとあと取り返すのが大変になってしまうかもしれないという感じがした。ここ以外の病院に勤めるとなると将来的に苦労することになってしまうかもしれない。後今年は例年と比べて女性の研修医の数が多少増えたと感じたが、女性は体力がないと苦労しそうに感じた。救急外来は研修医だけで回しており、ファーストタッチからアセスメント、検査のオーダーから帰宅の判断まで研修医が行っていた。全体的に、一個学年が上の研修医にメインに教えてもらうことになるが、一個上の能力に左右されてしまう。今年見学に行った時には優秀な先生方が多いという印象を受けたが、年によってはその年に入る研修医は少し質が悪いこともあるという噂も聞いたため、マッチングはきちんと吟味した方がいいかもしれない、、、、あの有名な坂本先生は見学に行ってもどこにも見かけず、研修医にさりげなく聞いてもほとんど現場にいないことが多いそう。必修の整形外科はオペレーションに入るということがメインではなく、病棟業務で病棟での患者さんのマネジメントがメインとなっている。自分が見学した際にはひとりの先生で三十人程度の患者さんを持っており、とてもひとりで抱え切れる量ではないのではと感じてしまった。後期で残る人は少ないことがスタンダードみたいである。かなりの田舎で、ホテルと病院の行き来であればま耐えられる雰囲気ではあるが、少し外れたビニールハウスのあたりを歩くと割と牧場感が出てきてしまうため、田舎の中でも好き嫌いは大きく分かれそう。田舎で寮であるため、噂は多いしすぐ流れるし、噂好きな人も多い。
良い点
この病院での研修のポイントとしては、待機という制度があることをまずはしっかり認識する必要がある。これは朝8時から次の日の8時まで24時間救急・病棟で連絡すべき人のファーストコンタクトを一人で行うものであり、循環器内科・消化器内科・総合診療内科は特に大変でありとされている。こちらの制度は以前と比べて多少の改善がされているもので、現在はパーフェクトな形ではないが交代制にするなどして労働環境は改善されていそうな感じであった。ただそれでもかなりの負担であるとともに、ファーストコンタクトとして指示を出すという貴重な実践の経験を積めるものになっているのも間違いないと言えるだろう。また、救急外来でははレジデント1年目の10か月で200症例、レジデント2年目で1000症例を見ることが目標となっているため、症例数はたくさん稼ぐことができる。募集人数は30人(総合プログラム26人、産婦人科・小児コース4人)であるが、どちらもベースはスーパーローテートで選択期間が1か月固定されるだけなので総合病院国保旭中央病院に絶対行きたいという人は総合プログラムと産婦人科・小児コースともに応募することも可能で実際にそのようにしている先生も多いと聞いている。その場合の試験も1回で済むことは一つの大きなメリットと言えでしょう。、面接でも産婦人科・小児に興味があまりなくても正直に総合病院国保旭中央病院にどうしても行きたいという強いパッションがあり行けるプロバビリティを増やしたかったから、といえば全然大丈夫らしい。ローテーションとしては内科6(総診、呼吸器内、腎・透析内科1を1か月ずつ×2)、外科1、整形外科1、神経外科1、小児1、産婦人科1、麻酔2、ICU2(1年:1、2年:1)、地域医療1、精神科1、循環器内科・消化器内科2・2or1.5・1.5(選べる)、なので選択は残った3or4選択(小児・産婦コースでは選択のうち1必ずそれぞれ回ると決まってるので選択2or3になる)。雰囲気としては勉強熱心、バリバリ働きたい、勉強のために残ることも厭わない、自分がファーストタッチや主治医となって前に出て患者さんを見たい先生が多い。給与は1年次44万、2年次51万、当直手当1年次2万/回2年次3万/回(休日はそれぞれ2倍)である。敷地内の住居は7000円/月で来年度に新しい建物が完成予定である。学会の補助はあり、症例発表はたくさんできる。採用試験は面接のみだが見学に行くと過去問をもらうことができる。面接は90%の割合を占め、ほぼ面接で決まる。若い先生方3人、採用担当の中堅の先生方3人、病院長とかお偉いさん3人の3グループの面接試験がある。各グループ15分ずつで、1人の先生が10%点数持っているらしい。聞かれることは決まっており、緊張してると落ちる。特徴としては、面接の際に自分の大学名を言ってはいけない。勉強会はホワイトボードレクチャー、エッセンスレクチャー、救急レクチャーなどがあるがコロナ禍のときはでなかなかできていなかったが最近は元通りになってきているようである。レジデント1年目の2月に基本的臨床能力評価試験があり、1日がかりでフィードバックがなされる。400病院中20位くらいらしい。また、レジデント2年目の8月くらいから1つの臨床研究を行い、2月に発表会がある。慶應大学と提携してプログラムが行われているという噂だある。また、研修医のためのCPCレポート発表があり、研修医のために剖検が行われている。剖検数が日本に数ある病院のなかでトップなのも売りらしい。それだけ地域に密着して医療を行っている、レジデントの信頼が厚いということを示しているのだろうか。1人ずつタブレット端末を渡され、自分の机でも電子カルテを見ることができる。研修医の先生はipadproだと言っていた。pubmedや医中誌などの文献にもいつでもどこでもフリーアクセス可能。研修医をバックアップするコンピューター関連の資源やバックアップ体制はかなり整えられており、インターネットアクセスもしっかりしている。