良い点

市中病院なのに3次救急をしっかりとやっている。ドクターヘリによる搬送受け入れもしている。特に特徴的なのはラピッドレスポンスカーが稼働していることである。救急の患者さんが病院にくる前に直接医師が向かってまず処置を行うというものである。処置の間に病院側で入院や緊急オペのアポを取って効率的に救急疾患に対応しているようであった。当直は研修医三人で行う。救急の専門医が十人ほどいるので当直次でも救急の先生にコンサルできるのが非常に良いと感じた。当直室も綺麗で救急が忙しい中でも平均4から5時間ほどは眠れる様子。本当に忙しい時は2から3時間しか寝れない時もあると言っていた。1年次には選択がなく一般的なローテーションで2年目は選択が八ヶ月で少し長め。勉強会ではしっかりとレクチャーがあり、24時間使える図書室もあるので研修医が学ぶ体制も整っていた。研修医室は半個室なのも良いと感じた。登山やソフトボールなどの研修医のイベントが開催され仲良くなれるような環境が整えられていると感じた。面接1回だけで判断するのではなく見学の際にも人となりを評価してくれているようであった。災害拠点病院としての活動もあり災害に備えた実習も開催されていて非常に勉強になりそうだった。

気になる点

血液内科と神経内科が弱めであり、精神科がないので外病院に行かなくてはならない。基本的にハイポなので自分から積極的に学ぶ姿勢がないといけないと感じた。東京大学と浜松医科大学の先生が多めなのでそれ以外出身の人は最初は少しアウェイな雰囲気だと感じた。