良い点

民医連という社会的弱者に医療を提供するという組織に加盟している。初めの一ヶ月は総合オリエンテーションという訪問看護や臨床検査技師さんなどのコメディカルの職業体験を行う。5月から10月まで導入期研修という期間があり、その間は研修医全員が一つのグループで行動する。1人1患者受け持ちし毎日患者回診しカルテを書く。導入期研修が終わった後は担当した患者を外来でフォローすることもある。1年目、2年目の研修カリキュラムは固定されている。研修医室は医局の奥にありドアで隔てられている。当直は8月頃から段階的に増やし、16:45〜21:00で年明けごろで月3回ほどになる。年明けから金曜日に16:45〜翌日8:45までのフル当直が始まる。2年目の先生の話によると、給料は住宅手当、固定時間外手当込みで1年目月35万、2年目月40万でボーナスが年二回ある。これに休日手当や家族手当などが別につく。一年目の年収は額面で560万、手取り460万らしい。宿舎は病院のすぐ近くにあり家賃1.8万で住める。

気になる点

良くも悪くも民医連という組織に属しており、そういう活動に抵抗がある人は向いていないかもしれない。一年目の8月頃までは診療科を周るのではなく、カルテの書き方や手技の練習などを行うので他の病院と比べると出遅れてる感を感じるかもしれない。研修カリキュラムは固定されており、自分の希望する診療科を重点的に回ることはできない。当直も本格的になるのは年明けごろからで救急医療をやりたい人には向いていない。