▪︎ 口コミ
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気になる点
診療科の幅や専門性は弱めです。マイナー科が揃っておらず、アレルギー、腎臓、神経内科、脳神経外科などはありません。耳鼻科や皮膚科も回れないようです。循環器もカテーテルができないため、ACSのカテ治療を見られないと書かれています。HCUはあるものの、CCUやICUはありません。重症管理や高度急性期、専門的な手技をしっかり学びたい人には、かなり物足りない可能性があります。また、アカデミックさはあまりないとされています。内科では毎週月曜に研修医だけの発表カンファがあるようですが、それ以外には目立ったカンファは少なそうです。症例検討を深くやりたい人、学会発表や論文、教育的なフィードバックをしっかり求める人には不向きかもしれません。良く言えばゆるい、悪く言えば教育体制が薄い。施設面では、病院が古くてボロいという点がデメリットです。汚いのは間違いないと言われており、設備のきれいさや快適さを重視する人には気になると思います。ただし、新病院の建設計画はあるようなので、今後改善される可能性はあります。とはいえ、現時点では「中規模の市中病院」という雰囲気で、きれいな最新病院を想像するとズレそうです。自由度が高いことも、見方によっては悪い点になります。この病院は、やりたい人にはやらせてくれるけれど、やらない人はそのまま流れていける環境に見えます。つまり、自分から動ける人にとっては良い病院ですが、受け身の人にとっては「気づいたら2年間ぬるっと終わっていた」という危険があります。手技も経験も、自分で取りに行く必要があります。ここはかなり重要です。
良い点
この病院は全体として、ハイポ寄りで働きやすく、人間関係や生活面のストレスが少なそうな病院という印象です。給料は初期研修医としては悪くなく、基本給も上がっていて、当直代・住宅手当・通勤手当・残業代もつきます。当直を月4回ほど入れば手取り34万円程度になるそうで、待遇面はかなり魅力があります。定時は8時30分から17時15分で、基本的には定時に帰れるようです。土日も基本休みで、有給や夏休みもあるため、生活の余裕はかなり確保しやすい病院だと思います。当直についても、そこまで過酷な印象はありません。月3〜4回程度で、救急車は1回あたり2〜3件ほどです。当直中も、救急当番日以外は6時間前後眠れるようで、当直明けも救急科以外なら午前中には帰れるようです。つまり、救急や当直でバチバチに鍛えられるというよりは、無理なく最低限の救急対応を経験できるタイプの病院です。診療科のローテーションは、内科6か月、救急、小児科、産婦人科、外科、精神科、地域医療など、初期研修に必要な科は一通り揃っています。さらに自由選択が10か月あるので、自分の興味に合わせて比較的柔軟に組める点は良いです。泌尿器、整形、形成、麻酔、病理、眼科なども選択できるようで、将来の進路がまだ固まっていない人には使いやすそうです。また、3年目以降にこの病院に残る人は基本的に少なく、進路や科の選択も自由であるため、初期研修後に外へ出る前提の人には悪くない環境です。この病院の一番の強みは、雰囲気の良さと自由度の高さだと思います。みんな優しく、特にコメディカルの人たちが優しいと言っていました。研修医に何でもやらせてくれる雰囲気があり、手技もやりたい人は積極的にできるようです。一方で、やらない自由もあるため、ガツガツしすぎず自分のペースで研修したい人には向いています。研修医室も快適で、上級医の目を逃れられる場所があり、研修医同士で相談しやすいという点も、日々のストレスを減らしてくれそうです。