良い点

様々な科がある総合病院なので、大半の科は東京西徳洲会での研修となる。しかし、産科、小児科病棟、精神科、耳鼻科がないのでそれらの科は外病院での研修となる。産科は日本赤十字医療センター、と行った感じで外病院のその科が強い病院での実習となる。初期研修の研修時間を有効活用するため、また働き方改革に合わせて深夜帯での当直業務はなくなった。初期研修での当直は準夜での23時までのみである。そのため翌日の勤務は朝から通常通りである。当直の回数に指定はないので個人に合わせて当直回数を決めることができる。たすき掛けを合わせた研修医が4人程度のことが多いので、単純計算8日程度で当直に入ることが多いそう。初期研修医が各学年2人だけなので研修医一人一人のできる、やるべき業務が多い。全体的に研修医個人個人のやりたいことに合わせた研修となるので、非常に自由度が高いように感じた。もちろん安定度はもともとハイパーであるが、研修医の意欲次第ではそこまでハイパーではない場合もある。

気になる点

いい点と悪い点が表裏一体であるように感じた。研修医の数が少ないため、一人当たりのやるべき仕事は必然的に多くなってしまう。研修医の希望に合わせた研修であり自由度が高いためやる気がないと放置される可能性がある。研修医の数が少なく先生方との距離が近いため、実際に放置されて暇になることは少ないように感じる。研修医全員向けのセミナーなどが基本的にはないため、自己流の手技になってしまう可能性はある。