良い点

•指導医や上級医が研修医に声をかけやすい雰囲気を持っており、質問や相談がしやすい環境である。上下関係が堅苦しくなく、若手を育てようとする空気を感じることができる。•病院全体に「研修医を戦力として扱う」という意識があり、実務の中で主体的に関われる印象を受けた。救急外来では、上級医の「スタッフが足りていないから研修医の裁量権も大きくなる」との話があった。•各科の垣根が低く、コンサルトや連携がスムーズに行われている雰囲気があり、病院全体としてチーム感が強い。研修医もその中で自然に溶け込みやすいと感じる。・特に救急ローテでは勉強会や振り返りの場が日常的に設けられており、研修医が孤立せず、学習意欲を高められる空気が整っている。

気になる点

•指導医によって教育姿勢に温度差があるように見受けられ、熱心な医師もいれば、研修医に任せきりでフォローが薄いと感じる場面もある。•病棟業務が忙しく、雰囲気として「やる気があればやれるが、自分から動かないと学べない」という自己責任的な空気が強い。手取り足取り指導してほしい研修医にとっては厳しく感じられる。・忙しさからかスタッフ全体が疲弊している時間帯もあり、日によっては研修医への配慮が行き届かない雰囲気になることがある。