▪︎ 口コミ
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気になる点
高知大学医学部のポリクリで総合診療内科を回って悪かったことは、幅広い症例を扱うため一つ一つの疾患や専門的な知識を深く学ぶ時間が限られていたことです。診療内容が多岐にわたるため、実習の進行や学びのポイントが曖昧になりやすいと感じました。多職種や他科との連携が多い分、個人の主体的な学びが薄くなることもありました。地域医療や在宅医療の現場では移動や待機時間が長く、効率的に学びにくい場面がありました。患者さんの社会的背景や心理面まで幅広く考える必要があり、負担に感じることもありました。指導医やスタッフが多忙な時は、質問や個別指導の時間が十分に取れないこともありました。全体的に、もっと一つ一つの症例や診療にじっくり取り組む時間があれば良かったと感じました。
良い点
高知大学医学部のポリクリで総合診療内科を回って良かったことは、幅広い疾患や症状の患者さんを診ることで、総合的な診療能力を身につけられたことです。初診患者の対応や診断プロセスを実践的に学べ、プライマリケアの重要性を実感できました。看護師や公認心理師、多職種との連携を通じてチーム医療の現場を体験できたのも大きな学びでした。他科との連携やコンサルトの流れを理解し、患者中心の医療の実践を意識できました。地域医療や在宅医療にも触れる機会があり、地域に根ざした医療の役割を考えるきっかけになりました。指導医の先生方が親身で質問しやすく、教育的な雰囲気が印象的でした。将来の進路やキャリア形成を考える上で、総合診療医のやりがいや魅力を体感できた実習でした。