▪︎ 口コミ
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気になる点
やはり民医連・共産党系の病院という独特な組織であるため、上の人たちのその色が強いのが一番気になる点。院内には核兵器廃絶や戦争反対、改憲反対といった政治的な主張に関する掲示が多く見られ、やや政治的な色合いが強い印象を受けるので、人によってはかなり気になるかもしれない。病院見学の際にも、思想強めな事務の方から民医連についての細かい説明をがっつりされ、その場で感想を求められるため結構大変だった。見学の段階からある程度評価されているように感じるし、民医連についての知識が求められる雰囲気がある。また、デモ行進やボランティア、市民の健康相談や勉強会といったイベントが多数あり、これらに参加強制される空気がある。たまに土日にやらなくてはならないが、給料は出ないと言っていた。現場で働いている研修医や医師の先生方にはそういう思想強めな人はいなくて優しいものの、こうした民医連関係の活動や、地域の課題を調べて発表する研究活動、被爆地へのフィールドワークなどは、ただでさえ忙しい研修医が行うには少し負担が大きいのではと感じる。研修システムや業務の面では、4月の導入研修が長いぶん、自分で選べる自由選択期間が短くなってしまうのがデメリット。診療科のラインナップとしても、血液内科などローテーション自体ができない診療科が存在する。また、夜間当直は救急外来ではなく病棟担当になるため、救急外来の経験は救急科ローテーション中にしか積めない。そもそも2次救急の病院なので、ハイポよりな環境なのもあって「ガツガツ救急を回して圧倒的な症例数をこなしたい」という人には確実に向いていない印象。年末年始に訪れた際、1人の先生がかなりの頻度で当直に入れられているのを見かけて、診療科によっては人手不足の状態であるようだった。その他、細かいところでは外来が病院から車で10分のところにあり、移動に不便さを感じる。また、民医連から奨学金をもらっている人は確実にマッチングで合格できる仕組みになっているらしく、募集人数に対して実質の一般枠はもっと少ないらしいので、倍率の割に門戸が狭い可能性がある点も注意が必要だと思う。
良い点
1日の基本スケジュールは8:30出勤、17:30定時がベース。定時後は早く帰るように、と上から声をかけられることが多く、長時間の残業は避ける雰囲気があるため、かなりハイポに働けるのがメリット。病院全体として労働環境の改善にはかなり積極的だし、近くにある立川病院とは違って時間外手当がしっかりつくので、給料はやや高い印象を感じる。施設自体も2016年に建て替えられているから、非常に綺麗でスタイリッシュな建物なのもデカい。立川駅から歩いて8分ほどで周囲に飲食店も充実しているし、職員は食堂を半額で利用できて定食も美味しいと評判だから、生活面でもかなり便利だと思う。引っ越し補助などの住居支援があるのもありがたい。研修プログラムに関しては、とにかく4月の導入研修やオリエンテーションが手厚い。1ヶ月かけて採血などの基本手技をシミュレーターや実地で学んだり、他職種の仕事を知る機会があって、この期間が非常にためになった。指導医からの教育もしっかりされていて、先生方との距離が近く丁寧な指導がいただける環境なのでちゃんと力がつく。プログラム自体も「ある診療科のローテーションを1ヶ月から2ヶ月に延長する」といった柔軟な変更に対応してもらえる。内科が強くて地域医療や総合診療に深く触れられるのも特徴で、訪問診療で地域と関わったり、患者の生活や退院後の支援まで丁寧に行っているのが印象的。地域の健康課題をテーマにした調査・発表や、保健所での実習、刑務所見学など、地域医療・公衆衛生の側面から学べる貴重な機会が用意されていて、ここで得られる知見は本質的なものだと思う。当直は1年目の8月から始まるが、最初の12回は2年目の研修医とペアで副直として入るし、ER当直も最初の数ヶ月は2年目の先生と一緒なので、慣れるように工夫されていて安心感がある。救急当直ではなく内科病棟の担当で、比較的穏やかな夜が多くて眠れることがほとんどだし、「全く眠れなかった日」は1年を通して1回あるかないかという程度。当直明けについても、現在は13時頃の退勤だけど、近く午前中のうちに帰れるよう改善予定とのことで、ワークライフバランスへの配慮や院内保育施設の完備も含めて、働きやすさは申し分ない。研修医の先生方は優しい雰囲気の人が多く、気さくで話しやすい。同期の人数も7名程度と程よい人数で、研修医室もあって大切にされていると感じる。