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気になる点
主治医制を取っているため、受け持つ患者数には幅があり、少ない場合は4人程度、多い場合は30人近くになることもある。そのため、研修医によって業務量に差が出やすく、忙しさにばらつきが生じる。医局が完全に存在しない体制となっているため、後期研修やその後の進路における人脈形成についてはあまり期待できない点もある。また、小児科・産婦人科・精神科については院内での研修が行えず、関連病院での研修となる。地域医療に関しても、地元の病院を選択することは可能だが、多くの場合は長崎での研修が中心となる。そのため、希望する診療科や地域での研修機会を得るには、事前にしっかりと確認しておく必要がある。
良い点
専攻医がいない分、病棟の業務はまず看護師から研修医に連絡が入る仕組みになっており、研修医が主体的に動く機会が多い。朝は回診を行い、その後上級医が外来に出ている間は研修医が病棟管理を担当することもあり、早い段階から実践的な経験を積むことができる。業務がひと段落した後はある程度自由に過ごせる時間があり、勉強に集中したり、それぞれのペースで研修生活を送ることが可能。一般的に「雑用」と言われるような業務で一日が終わってしまうことは少なく、効率よく研修に取り組める環境となっている。病院は非常に清潔で、まるでホテルのように綺麗である点も特徴的。設備面の快適さに加え、職員同士の雰囲気も良く、すれ違う際には必ず挨拶を返してくれるなど、コミュニケーションを大切にする文化が根付いている。このような環境の中で、研修医が安心して学びながら成長していける体制が整っている。