▪︎ 口コミ
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気になる点
当直日程は事務の方で決定されるため、自由度は下がる。二年次に2人だけになってしまうのはデメリットにもなりうると思った。コメディカルはベテランがほとんどであり、同年代でワイワイしたい人にとっては向かないとのこと。病院設備はたしかに古さを感じたが自分はそこまで気にならなかった。エレベーターは2基しかなく、医者は階段移動がほとんどである。二次救急かつICUがないため、重症患者対応および長期管理を学びたい人にとっては向かないかも。精神科・小児科は外来のみで、産科はないため、これらを志望する人にも向かないかも。ハイパーさを求める人には微妙かもしれない。見学で確かめてほしい。
良い点
教育体制をしっかり整えようという雰囲気が伝わってきた。英語論文の抄読会があり、医学英語を学習しておく必要がある。医者にとっても英語は大事であり、いい機会だと思った。研修医が担当する新患サマリや経過報告を毎週、上級医にプレゼンする機会があり、しっかりとフィードバックをもらえる様子だった。当直は月3.4回で、病棟管理もするため忙しく、平均睡眠時間は3時間同期の人数は一年次がオリジナルプログラム2人、東京科学大および山梨大からのたすきがけが6~8人で、計8人ほど。二年次はたすきがけの人が自大学に戻るため、オリジナルプログラムの2人のみになる。雰囲気としては、研修医の方は落ち着いた人たちが多め。上級医から飲みに誘われることはないので、そこは好き嫌い分かれるか。立地は中野駅から徒歩5分と近く、いい。給料は家賃除いた手取りで30くらいは残る。立地柄、千代田区等に比べて中野区は下町風情が強いため生活保護受給者などもよく搬送されてくる。救急外来では神経内科医が担当のときは基本的に断らないため、多くの症例を経験できる。経験できる症例としては腎臓内科疾患と神経内科疾患はとても豊富とのこと。様々な患者が搬送されるため、パーキンソン病やALSの初診から診断をつけるところまでを経験出来うるので神経内科志望にとっては良いと思う。他、生活習慣病や消化性潰瘍、膵炎などの消化器疾患、糸球体性腎炎、急性・慢性腎不全、急性腹症、が非常に多く経験する症例に挙がっていた。一方、重度の精神疾患、妊娠・分娩、重度熱傷、小児先天性疾患は経験できない症例とされているため、志望科によっては注意が必要そうである。内科ローテでは受け持ち患者の急変時をのぞいて時間外呼び出しがなく、定時で帰れる。外ローテは朝の採血やOPE準備ですこし業務量が増えるようだ。総じて、ハイポだが当直は病棟業務込みで忙しい病院である。神経内科医および腎臓内科医志望の方は一度見学に行かれてみるといいかもしれない。