良い点

内科を中心としたプログラムであり、自由選択期間も2年間で40週と長く、緩和ケアも研修できることが特徴である。救命救急は日本医科大学多摩永山病院で、精神科は桜ヶ丘記念病院で行う。また外部研修先として多摩総合医療センターでの外部研修ができ神経内科など当院で研修できない診療科は研修することができる。当直は特徴的であり指導医とペアになり好きなタイミングで2年間で40回以上行うこととなっている。軽傷者については指導医のサポートのもと、初期研修医がファーストタッチを原則行うようで、commonな疾患を始めとし大変勉強になるようである。研修医の方は2年間で80回以上当直を行う方もいれば最低限40回こなす方もいるそう。手技も大学病院等と比較し、中心静脈カテーテル挿入など多くの手技を経験できる。また土日祝日は完全に休みであり、寮までピッチの電波が届かないため夜間や休日の呼び出しもない。

気になる点

これといった点は特にないが研修自体はややハイポ気味であり、自分から積極性を出していかないと力はつきにくいのではないかと感じた。また地域に根差した病院であり専門的な疾患というよりはcommonな疾患が多く勉強回の頻度もそこまで多くはないため、アカデミックさを求める場合はあまり向いてないのではないかと感じた。