良い点

４月は一ヶ月程度オリエンテーション期間があり、基本的な臨床手技を身につけるほか、救急車に乗る実習や、連携施設を巡り関係者に顔を覚えてもらうことができる。研修医が少ない分、一人一人の個性を病院スタッフがよく把握しており、手厚く指導してもらえる環境だと感じた。神経内科では脳卒中から慢性期の神経変性疾患まで幅広く経験することができる。科内でチーム制はないものの、直属の指導医以外からも幅広くアドバイスを受けられるそう。当直は救急外来に入る形で、見習い期間から自立期間へ徐々にステップアップする形式。やる気があれば早期に自立することも可能とのこと。土日の日直と合わせて月4回が原則だが、6回程度までは増やせるらしい。月末の研修医ミーティングは若い医師やプログラム責任者、研修医が中心で、近況報告をする人もいるとのことで、厳しくはない印象。昼食は病院内でコスパの良いお弁当を注文できる。

気になる点

外科ローテは実質消化器ローテ。寮などはなく、15000円の家賃補助のみだが、川崎駅近くということで、周辺は地価が高め。研修医室はない。共通の医局の隅に研修医スペースがある。精神科は連携病院での実習となるが、神奈川病院は尻手駅から1時間はかかる距離感。