▪︎ 口コミ
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気になる点
内科主体で考えている人には向かないと思った。循環器内科、消化器内科、呼吸器内科ぐらいしか、メジャー内科が無い市中病院は結構あるが、横須賀共済病院は一応全ての内科(血液内科やリウマチ膠原病内科含む)は揃っている。しかし、研修医の先生によると消化器内科や呼吸器内科もそこまで忙しくないらしく、循環器内科を除いた内科はハイポよりとのことだった。実際それらの内科系をローテートしている研修医の先生方は、研修医室にいらっしゃった。なので、内科系で科を迷っている方にはあまり向かないと思った。ただ循環器内科は強いので、循環器内科志望の人には良いかもしれないが、強みであるのと同時に実際の診療は上級医主体らしい。他のハイパー病院のように、自分の能力次第では、冠動脈造影が出来たりすることはあまり無いらしい。また救急科では救急科の上級医の先生は絶対いるとのことでしたが、つきっきりでいる訳では無く、最後の報告ぐらいらしい。つまり、自分で全て診療を進められて度胸は付きそうだが、手厚いフィードバックや指導はあまり無く、自分で勉強してキャッチアップしていく必要があるとのことだった。
良い点
循環器内科、外科系(特に消化器外科、脳神経外科)、救急が強い。実際、循環器内科はカテーテルアブレーションで有名な先生がおり、カテーテルアブレーションの件数自体も全国2位らしい(1位は土浦協同病院、共に東京科学大循環器内科の関連医局)。東京科学大循環器内科は不整脈が強いらしいが、実際横須賀共済病院では虚血の方が件数的には多いらしい。救急も全国で屈指の救急車の台数を誇る。脳神経外科も救急科の病棟を結構使ってるらしく、緊急手術がとても多いらしい。外科系や救急では研修医も主体的に診療に参加していた。1年目の救急科の必修ローテでは、主に2次救急、2年目の選択でのローテでは3次救急をみるようです。実際救急科では研修医が救急隊から引き継ぎ、検査のオーダー、治療までほぼ1人で進めていた。外科系でも執刀のチャンスもあるとのこと。研修医の志望科も循環器内科や外科系診療科の先生が多かった。