良い点

高度な専門医療を提供する大学病院としての機能と、地域医療に密着した市中病院としての役割を兼ね備えています。スタッフ数が多く、診療科が充実しており、専門的な治療部門も整っています。一方で、研修医の人数が適度で、一般的な疾患（CommonDisease）を多く経験できる環境も整っています。令和3年9月には新しい9階建ての施設が完成し、最新の設備で研修を行うことができます。毎週土曜日の研修医研修会や年3回の研修医発表会など、教育プログラムが充実しています。指導医と研修医の比率が理想的で、親身な指導が受けられる環境が整っています。

気になる点

手技の経験はある程度得られますが、外科系などは診療科やタイミングによっては症例の取り合いになることも。大病院であるため、上級医が多く、研修医に回ってくる手技が限られることもあるという声もあります。神奈川や東京近郊の市中病院と比較すると、給与・手当面では見劣りすることがあります。武蔵小杉という立地は非常に便利ですが、周辺の家賃が高め。研修医用宿舎が用意されているとはいえ、自分で住居を探す場合は金銭的負担が大きくなりがちです。