良い点

総合診療科で実習を行った。まず、外来前に患者の鑑別診断や問診、診察の流れをプレゼンテーションし、指導医からの具体的なフィードバックをもらって実際の診察に臨む。問診•診察後にはさらに鑑別診断や必要な検査について考え、指導医にプレゼンをする。そのため、鑑別診断を考えて必要な診察電話検査を組み立てる力は高そうだと感じた。また、外来診療が終了した後は指導医からのフィードバックと周辺知識に関するレクチャーがあり、自分の担当した症例を深めて勉強することができる。このように、実際の診察前後でのプレゼンテーションとディスカッション、そして詳細なフィードバックとレクチャーを通して、理論と実践がバランスよく学べる研修内容になっていていいと思った。

気になる点

総合診療科の外来患者が1日1件程度と少なく、研修期間中に多数の症例を経験することは難しいと感じた。また、学生が実習に来ている際は学生と一緒に外来を行うため、時期によってはより自分でできることが少なくなってしまうと感じた。