良い点

当直は一年目の始めは月2、3回だが、秋頃には月6回程度になり、多い月だと月9回や11回ほど入るとのこと。救急や当直をメインとした研修らしく、救急患者のファーストタッチを研修医が行い一通りの鑑別や検査方針も研修医がしており非常に力がつくと感じた(毎年2万人の救急患者が受診しそのうち約7000台が救急車搬入)。手技をたくさんやらせてもらえる代わりに、病棟勤務の力が少し弱くなると聞いた。処方や治療計画を立てる力が養われにくいと研修医とドクター両方が述べていた。当直は研修医が複数人に、内科系、外科系、ICU、SCU、管理の上級医5人(救急専門医が常駐してたかは忘れました)で救急を回す。また、重症そうな患者は最初から上級医が見ていてくれるので割と安心して研修できる環境がある。アカデミックに勉強を中心とした研修を行う雰囲気ではなく(当直が忙しくて勉強時間が取れない時のも理由の一つ)、場数を踏んで多くの症例を経験する雰囲気を感じた。

気になる点

救急対応がかなりしんどいらしく、研修医室で寝ている先生がいたし、初療室は少しピリピリしていた。ただ、第一日赤よりは患者層の質が良く、その面ではいいとのこと。研修医室は広いが、ご飯を食べるスペースは狭い。